中古車購入の予算

車を購入したいけど、新車には予算的に手が出ないという人は中古車を選ぶでしょう。一般的に、中古車よりも新車の方が良いというイメージを持っている人が多いと思いますが、新車にもデメリットがあったり、中古車にメリットがあったりします。新車は、当然ですが新しいので、摩耗がなく、滅多なことがない限りは壊れません。これの裏を返したのが中古車のデメリットとなります。古いため様々な部分が摩耗し、故障の不安がついてきます。そのことから、メンテナンスの費用も新車と比べると高くなるのが一般的です。
反対に、新車のデメリットは価格が高いというのが一番です。さらに、どんな小さな傷でも付いてしまうときになり、そうなるといちいち補修したくなるので費用がかかってしまいます。これ裏返したのが中古車のメリットとなり、まずは安いことです。オーナーにもよりますが、多少の傷ではあまり気にならない人も少なくないと思います。そして、同じ金額でも新車とくらべると上位の車種が購入可能です。しかし、新車だけでなく、中古車だって購入の時には慎重に選びたいものです。価格を、中古車購入の大きな決め手となる人も多いはずです。
まずは、購入予算の上限を決めるようにしましょう。せっかい良い車を手に入れることができても、金銭的にきつくなってしまうと、実生活に影響を及ぼしてしまうかもしれません。自身の予算をきめて、その目安で車を選ぶようにしましょう。また、購入の時には諸経費が必要なことも忘れてはいけません。諸経費は状況によって変わってきますが、購入価格の15~20%くらいとかんがえておくといいでしょう。つまり、予算の上限を100万円と設定する場合、車両価格は70万円程度までです。予算上限が200万円なら車両価格は150万円、300万円のよさんならば230万円程度の車両価格となります。この数値はあくまでも目安程度だと思ってください。
ちなみに、最近の中古車の人気はプリウスのようです。最近では、ガソリン代の値上げなどから、燃費効率が良い車を選ぶ人が増加しており、ハイブリットカーのプリウスはその点から多くの人に支持されています。ガソリン代は、最近の世界情勢などを考慮すると、さらにこれからも上昇すると考えられます。そのため、しばらくの間はプリウスのような燃費の良い車の人気が続くと予想されます。他の要素として、フルモデルチェンジした車種は一気に値崩れするので、事前に情報収集しておくと有利になるでしょう。また、高級車ミニバンなどは、白や黒のものは他の色と比べると50万円以上効果になることも少なくありません。

買取と下取りの違いとは?

車の買取も下取りも、当該車の所有権を買い取ることでは同様なようです。しかし、買取の方では、現金を売却したユーザーに渡すようになります。下取りの場合、次の使い道が決められ、なおかつ、自動車ローンの頭金などに充当されるようになります。端的に言えば、次の車に乗ることが前提でのものとなります。なにより、車の買取は、業者選びも自由であり、どこの業者に売却しても、問題はありません。一方、下取りの方は、当該車と同じメーカーである必要があります。つまり下取りの方が、制限が多いと言えるでしょう。このため、現金を手にしたいのであれば、車の買取が最適であることは、容易にお分かりいただけることかと思います。